高配当株の落とし穴

投資情報
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株で儲ける方法は3つあります。

①安く買って高く売る
②株主優待
③配当金

今回は③の配当金について話そうと思います。

配当金の仕組み

そもそも配当金って何なのかというところから説明しようと思います。

配当金とは、
株式を発行している企業が、株主に対して利益の一部を還元する仕組みです。

株式を発行する主な理由は資金調達です。
株式を購入するという形で資金を出してくれた株主に対し、
企業が事業がうまくいったお礼をするという流れになります。

1株あたりいくらという風に配当金の金額は決算期に決定します。

例えば株価が1000円の株に対して年間10円の配当がつく場合、
配当利回りは1%ということになります。
求め方は以下の式を使います。

ここで重要なことは、
株価が下落すると、配当金利回りは相対的にアップするということです。

日本株の平均配当利回りは2%程であり、
高い銘柄では5%を超えるものもあります。

100万円分購入したとして、5万円ほどの配当金が貰える計算になります。


https://minkabu.jp/financial_item_ranking/dividend_yieldより引用

上の画像は2019年8月時点の配当利回りランキングです。
最も利回りが高い銘柄は9904のベリテ。

こういったランキングを参考に高配当銘柄を選ぶことは間違いではありませんが、
当然株価の下落リスクについても考える必要があります。

配当金や分配金といったインカムが大好きなお客様は多くいらっしゃいますが、
なぜか高配当銘柄を選ぶときは株価変動リスクには目が曇りがちになります。

どういった企業を選べば良いのか?

銘柄選びに正解はありませんが、
筆者なりの答えは
連続増配をしている企業
②今後も恒常的・安定的に利益が見込める企業

といった2点を重視しています。

まず①の連続増配をしている企業についてですが、
1株あたりの配当金額を毎年アップさせている企業ということです。

日本企業で例を出すと、
最も長い期間増配を続けている企業は4552花王です。
29年と日本企業では最長の増配期間です。

しかし、世界に目を向けてみると
P&Gが63年、コカコーラが53年といった風に、
大変長いスパンで株主還元を続けている企業は存在します。

そうした企業の多くは②の特徴も兼ね備えています。

今後の人口増加により、
花王やP&Gのオムツが売れ、コカコーラのドリンクが飲まれ続けます。

短期的に株価の上下動は当然ありますが、
長期の視点で見ると、株価も配当金もアップしていくのです。

最後に

配当金や分配金の原資は、あくまでも利益です。

長期投資に際して、利益が出ていない企業あるいは利益の見込みがない企業は
買うべきではありません。

長く保有する資産を選ぶ時は、
目先の利回りだけではなく、その企業の収益性にも目を向けた方がいいでしょう。

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