脱創業家のスルガ銀、一時11%高

国内株
28日の株式市場でスルガ銀行が大幅高。

シェアハウスを巡る不正融資が横行していたスルガ銀行。創業家関連企業に対する融資について、具体的な返済計画の検証を行っておらず、不適切な融資管理が認められると金融庁から指摘されており、創業家との関わりを立つことは経営再建のための必須事項であった。

その創業家が保有する株式を7419ノジマに売却することを発表、2020年3月期中に融資・資本関係が解消されることが評価され、株価上昇の要因となった。

再建に向けて

今回の持株売却でコーポレートガバナンスが一定の改善を行えたと評価できる。ただし根本的な解決には至っていない。

不正行為の温床となっていた投資用不動産向け融資は全体の3分の2近くを占める稼ぎ頭だった。これからは不良債権比率が上昇する可能性が懸念されている。

今回株式取得でスルガ銀株を18.52%保有し筆頭株主となったノジマが再建のカギを握ることになる。ノジマは家電量販店経営であり、畑違いの業種であると言える。ノジマ側は自社の既存事業と金融サービスと融合させるとコメントしているが、具体性に欠けるという声は少なくない。

スルガ銀行は新生銀行とも業務提携しており、こちらとは業務的なシナジーは高いと言えるだろう。今回ノジマが筆頭株主になることで相対的に関係が希薄になるのではないかとの懸念もある。

いずれにしても今回の株価上昇は一時的な動きにすぎない。求められるのは具体策だ。低金利が続く地銀の運営・フィンテックへの適応など課題は山積みだが、それらへの対策を早期に練らなければ、株高は継続することはない。

ぼく
ぼく

経営も多角化の時代やね(今更

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