何故あなたが買うと下がるのか

投資情報

株や何かの変動商品を売買したことがあるならば、一度は経験があると思う
「買うと下がる」あるいは「売ると上がる」など、裏目を引いてしまうことだ

多くの場合、その商品が適正価値から乖離していることが原因とされる

有名な投資のジンクスに「靴磨きの少年の話」がある
ジョセフ・P・ケネディ氏という投資家が体験した逸話である

少年
少年

おじさん、〇〇っていう会社の株を買ったら儲かるらしいよ !

ケネディ氏
ケネディ氏

こんな少年まで株が上がると言っている。とても正常な状態とは言えないし、一旦売って手仕舞いにしよう。

後日1929年ウォール街大暴落が起こったが、ケネディ氏は無傷で切り抜けた

バブル相場

価値が極めて過大評価される相場はバブルと呼ばれる

日本人ならば、バブルと聞いてイメージするのは1980年代の好景気だろう
株価も不動産価格も買えば買うほど儲かる、まさに濡れ手に粟だった(らしい)

日経平均は38915円の高値をつけ、日本全国の不動産がアメリカ全土の不動産の4倍の価値をつける、まさに「Japan as No.1

しかしご存知の通りバブルは弾け、失われた20年という時代が到来した

何故バブルは弾けるのか?
いまいちイメージが湧かない方もいるかもしれないので、例を出して説明する

世界で最初に起こった「チューリップバブル」だ

チューリップは貴族のステータス

16世紀のオランダでは、貴族の間で庭をチューリップでガーデニングすることが流行していた

当時フランスからもたらされた球根は、貴族や富裕層にとって異国情緒あふれる貴重な品であり、「チューリップを保有していないし参加は趣味が悪い」とまで言われていたとのこと

商品たちはそこにビジネスチャンスを見出した
珍しい柄のチューリップは希少価値が高くなるため、一発逆転をかけてチューリップを栽培する者は急増し、その価値も分不相応に高くなっていった

球根を高値で仕入れ、高値で売る
それを繰り返し、株と同様に価格はどんどん釣りあがっていく

無窮の皇帝と呼ばれたチューリップ 家が買えるほどの価値に値上がりした

ところがここで問題が出る
元々チューリップを購入していた貴族・富裕層が価値の高騰に見切りをつけた

貴族
貴族

最近チューリップの価格高すぎるな、そこまでの価値は無いよ

商人
商人

ヤバイ、とんでもない価格で買ったチューリップだけが残ってしまう・・・

高値でチューリップの現物を仕入れた商品たちはどうするか
価値が下がる前に売ってしまわなければ莫大な損失が出てしまう
しかし頭の良い金持ちはもう手を出さない

となれば、あまり知識のない人に売ってしまえば良い

商人
商人

チューリップ今値段上がってるから、仕入れて金持ちに売れば儲かるよ !(売れればの話だがな)

初心者
初心者

最近チューリップって儲かるみたいだしな、やってみるか !

初心者
初心者

値段が高すぎて誰も買ってくれない ! どんどん価値が下がっていく !

高値でつかまされたチューリップは見向きもされず、自然に価値が下落していった
こうして世界初のバブルは終わりを迎えることとなった

こうした価値の過大評価は程度の差こそあれ、変動商品にはついてまわる
その商品の価値は適正なのかどうかは常に考える必要がある

周囲と同じ行動では勝てない

これは結果論的な話ではあるが、皆が株に強気な時は高値株に弱気な時は底値であったというケースは往々にして存在する

バブルの例から学ぶのであれば、大衆を扇動する商人がいるということだろう

結局のところ、相場に振り回されない自分なりの軸を持つことが相場で勝つ最低条件と言える

stockbroker
stockbroker

ビットコインとかもっと上がると思いますよ(誘導

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