あなたの旅が九州を元気にする。

国内株
上場当時の広告 電車の中はこの広告でいっぱいだった

2016年10月に上場した、JRの一つ。

既に上場している東日本・東海・西日本の「本州三社」と、北海道・四国・九州の「三島会社」は明暗がくっきりと分かれていた。

実際、経常利益の9割超は本州三社が占めている。

三島会社には山手線や東海道新幹線といった所謂ドル箱路線がなく、本業である鉄道事業の収益基盤が貧弱とされている。

JR九州も本州と比較すると単純に人口が少なく、博多駅でさえ1日あたりの利用者数は首都圏の駅と比べるまでもない。

では何故上場を果たし、株価も堅調に推移しているのか?

経営の多角化

実は九州地域において最も不動産を保有している企業は、何を隠そうJR九州である。三菱地所でも三井不動産でもない。

他のJR会社が不動産事業をやっていないという訳ではないが、重要なのは事業費率である。

四季報によればJR九州の事業において、営業利益率は
① 鉄道事業  15%
② 駅ビル   33%
③ 流通・外食 24%
といった風に、利益率での寄与度は鉄道以外の事業が高い

観光列車の強化

勿論、本業の鉄道事業にも注力している。
普段電車を利用する地域住民に加え、観光で九州にやってくる観光客の取り込みだ。

「或る列車」内装は以下の通り

調べてみると、明治39年に「九州鉄道」がアメリカのブリル社に豪華客車を発注したものの、活躍する機会のなかった「九州鉄道ブリル客車」。それを再現した観光車両。当時の日本で最も豪華な設備を備えていたとされている。景色を見ながら豪華スイーツを堪能できるというコンセプト。

「或る列車」以外にも、「ななつ星in九州」、「ゆふいんの森」等の観光列車を運営している。

JR九州は電車のデザイン性でも高い評価を受けているのだとか。

こうした企業努力と実績が海外投資家にも評価され、上場にこぎ着けた。

JR九州 唐池会長著 落ちこぼれの三島会社エピソードがズラリ

株価推移

最後に株価のパフォーマンスをご紹介。

公開価格は2600円。
上場当時は九州地域での配分が多かったため、IPOで購入した方も多いはず。

基本的に外的要因で下がることは少なく、公開価格を割れることも現状考えにくい。
おまけに配当性向も高く、売買には向かないが長期間保有する資産株としては優秀。

ちなみに株主優待は九州地区限定のため、九州在住でない方にとってはあまりメリットはない。

ぼく
ぼく

九州ご当地銘柄の一つ。九州県民なら買っといても損はないはず。

タイトルとURLをコピーしました